新大阪駅前の地下に北陸新幹線ホーム、京都駅の詳細は未定…東小浜駅・松井山手駅の概要も公表
北陸新幹線の敦賀(福井県敦賀市)―新大阪(大阪市淀川区)間の延伸に伴い、JR新大阪駅南側の地下に新設する予定の新幹線ホームの概要が、25日の国土交通省などの会議で明らかになった。 【地図】北陸新幹線「米原ルート」実現の可能性は?
新しいホームは、タクシーデッキやバス駐車場などのある駅前ロータリーとJR東海道線の地下約20メートルに建設する。東海道・山陽新幹線と同じ東西方向に設置され、2面4線で延長約400メートル、幅約50~60メートルとする。
会議では、北陸新幹線の東小浜(福井県小浜市)と松井山手(京都府京田辺市)の新駅についても公表された。東小浜はJR小浜線・東小浜駅の北西約1キロの地上約15メートルの高架駅。2面2線で延長約310メートル、幅約20~30メートルとする。松井山手はJR片町線・松井山手駅の北側地下約40メートルに建設し、2面2線。延長約330メートル、幅約30メートルとする。
京都駅の位置については、JR京都駅の地下付近などを通る3案に絞られているが、詳細は決まっていない。