「ちゃんと考えてほしい」闘莉王がマリ戦のMVPに推す守護神に与えた課題は?【パリ五輪】
「出てこられないこともミスなので」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が7月28日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。大岩剛監督が率いるU-23日本代表のGK小久保玲央ブライアンについて語った。 【動画】闘莉王がマリ戦の大岩ジャパンを採点! 大岩ジャパンは、現地時間27日に行なわれたパリ五輪のグループステージ第2戦でU-23マリ代表と対戦し、1-0で勝利。恒例の採点企画を行なった闘莉王氏は、「5点」を基準とするなか、小久保には「7点」をつける。 好セーブを連発し、相手のPKではシュートコースを読み切ってミスを誘い完封勝利に大きく貢献した守護神を、この試合のMVPに推す。ただ、「7.5点」としなかったのは、相手がPKを得たシーンでの対応だという。 1-0で迎えた90+2分、マリは右CKの流れから波状攻撃を展開。最終的には相手のシュートが川﨑楓太の腕に当たってハンドの判定となり、PKに。この場面について、闘莉王氏はこう指摘する。 「ハイボールが何回かゴール前に上がっていたけど、あそこは出てこないといけないと思った。結局、なかなかクリアできず、ボールがペナルティエリア内にこぼれ、それを相手に拾われ、バックパスされた時にシュートを打たれてPKになってしまった。あそこのボールに出てきたら、もう完璧な7.5(点)だったけど。もう少し経験をつけて、出てきてほしい。全体的にすごく助かるシーンになる」 キャッチは難しかったが、パンチングをしてほしかったとして、「出てこられないこともミスなので。そこを含めて、ちゃんと考えてほしいね。たぶん、見直したら『あ、出られたな』という風には思ってしまうので。これは経験としてやってほしい」と要望した。 小久保の森保ジャパンへの“昇格”を推している闘莉王氏。期待の守護神に、より高いレベルを求めた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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