老後資金が足りないため定年後も働く予定です。足が悪い私でもできる仕事はあるでしょうか…?
人生100年時代ともいわれる現代は、老後資金の確保に悩む人も少なくありません。 そこで、老後をより豊かに過ごすために、定年後も働くことを希望する人が多くみられます。ただ、なかには足が思うように動かないなど、身体に不調がある人もいるかもしれません。 ▼高齢者の「4人に1人」は働いている!? 平均年収はどのくらい? このような場合、どのような仕事を選ぶと負担が少ないのでしょうか。そこでこの記事では、定年後も働き続けるメリットや、足が悪い人が挑戦しやすい職種を紹介します。
定年後も働き続けたい人の割合は?
内閣府が公表する「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」によると、60~64歳の約4割が何かしらの仕事をしながら収入を得ていることが分かりました。 また、今後も収入をともなう仕事をしたい、続けたいと思うかについて今後の就労意欲を調査したところ、60~64歳は73.3%が「続けたい」と答えています。なお、同様の質問をしたところ、65~69歳は51.0%が「仕事を続けたい」と回答しました。
定年後も働き続けるメリット
定年後も働き続けることは、多くのメリットがあります。ここでは、代表的なメリットをいくつか紹介します。 ●収入を得ることで安心感が高まる 定年後に年金が支給される場合でも、収入がないと不安を感じる人もいるでしょう。また、老後は旅行や食事などの趣味を充実させたいと考える人も少なくありません。 ただ、このような楽しみには、やはりお金がかかります。定年後も働いていれば、収入を得られるため安心感が高まります。収入があると金銭面を理由に趣味を我慢せず、楽しめる機会が増えるでしょう。 ●健康維持につながる 定年後も仕事を続けることで規則正しい生活を送れ、身体的な健康を維持しやすくなります。また、仕事によってやりがいや達成感を得られ、精神面の健康にもプラスに働く可能性があるでしょう。 企業に所属して働いている場合は、健康診断を受けられる場合があります。定期的な健康診断によって病気の早期発見や予防などの効果も期待できます。