宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
◆体操 ▽パリ五輪代表最終選考会兼NHK杯 第3日(18日・高崎アリーナ) 女子決勝は、全日本(予選、決勝)と、今大会の予選の得点を持ち越して、個人総合で争われ、宮田笙子(順大)が合計217・162点で優勝。2009~11年大会を制した鶴見虹子以来、13年ぶりの3連覇で初の五輪代表を決めた。 宮田は4月の全日本で初優勝も、NHK杯前直前には左太もも負傷のアクシデント。予選では最後の床運動を終えると、痛みからマットに座り込んだ。コンディションは100%ではない中、「まずは落ち着いてやってきたことミスなく」と集中力を高めて、最後の決勝を迎えていた。 世界大会で活躍してきた村上茉愛さんらが引退し、次世代をけん引する選手として期待される才能の持ち主。ついに悲願の五輪切符を手に入れた。 予選2位の岸里奈(戸田市SC)が合計215・526点で2位、予選3位の岡村真(相好ク)が合計213・994点で3位、予選4位の中村遥香(なんばク)が合計212・130点で4位だった。 上位4人がパリ五輪代表に自動決定した。 残る1人は、チーム貢献度から選出される。
報知新聞社