陸上日本選手権で見つけた“ある異変” 偏差値70超の公立進学校→アメリカ名門大へ…「高校では超無名」愛知の19歳はなぜ日本の頂点に立てた?
樋口以外にも…海外大で活躍する若手たち
例えば今回の日本選手権で800m4位に入った石井優吉は、八千代松陰高からペンシルベニア州立大に進学している。また、U20の110mハードルで4位に入った北條友葵(三田国際学園高→用賀陸上)は、9月からプリンストン大へ進学予定だ。 「今年はU20での出場となったので、来年は日本選手権に出場して、そこで勝負したいです。アメリカでは 全米学生選手権という日本インカレのようなものがあるので、その出場を目指して頑張っていきたいなと思います」 実際に若手選手の中では徐々に海外大所属で活躍するケースも増えてきている。今後はレベルに関わらず、進路のひとつとして海外挑戦する選手も増えていくのかもしれない。
(「オリンピックPRESS」山崎ダイ = 文)
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