自主トレ中の34歳バロテッリがセリエA復帰願望を明確に「他国のオファーはやんわり拒否」
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ(34)が再びセリエAでプレーしたいようだ。 稀代の才能とトラブルメーカー的要素を持ち合わせた自由奔放なフットボーラー、バロテッリ。近年はイタリアやフランス、トルコなどのクラブを行ったり来たりするキャリアを、彼なりに楽しんでいるようだ。 23-24シーズンはトルコ1部のアダナ・デミルスポルに1年契約で所属し、リーグ戦16試合出場で7得点1アシスト、イエローカード6枚にレッドカード1枚。最後の出場となった試合はゲーム主将を担い、39分に1発レッド…残り2試合は出場停止で出られなかった。 今夏以降は無所属。 『DAZN』のインタビューでは「将来? セリエAに戻りたい。だからイタリアの自宅にいるんだ。他国からのオファーはあるんだが、セリエAがよくてな。全てやんわり断ってきた」と、ブレシア時代以来5年ぶりとなるセリエAへの復帰願望を明確にした。 「人々がマリオ・バロテッリに偏見を持つ理由がわからないな。誰もがドーピングや麻薬、賭博についてのニュースを目にする昨今、オレはこういったものを100%避けてきたんだがな。オレはそんなに深刻なことをしたか?(笑)」 「(自らが)居心地の悪くなるチームなんてない。むしろ、自分に合わないチームを探すほうが難しいさ(笑)」 一方で、低調な古巣ミランにエールも。 「単純な状況なんて存在しないが、そんなに悪い状況でもないだろう。そのうち良くなるさ。アルバロ・モラタは強くて良いフォワードじゃないか。彼はいかなるチーム、環境にも適応できる優れた選手だ」 イタリア『カルチョメルカート』によると、バロテッリがセリエAでのプレーにこだわるのは、どうしても育ての両親の近くに居たいためだといい、現在は個人トレーニングでコンディション維持に取り組んでいるそうだ。
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