駅から歩いてすぐ!潜水橋を渡ると20万本の絶景ヒマワリ畑…豪雨被害乗り越え大輪の花【岡山】
夏休みシーズン!この時期にぴったりなオススメスポットの紹介です。中塚アナウンサーが取材してきました。 JR岡山駅から津山線で約20分、豊かな自然に囲まれた牧山駅。駅から出てすぐの場所にある潜水橋を渡ると… (中塚美緒 アナウンサー) 「あ~!見えますね!わ~ひまわり畑だ!これぞ日本の夏!という景色が広がっています!」 約70アールの畑いっぱいに20万本のヒマワリが咲き誇っています。 (倉敷から訪れた人) 「(ひまわりどう?)たのしい!(ひまわり好き?)すき全部の花すき!」 「おととしから毎年来ているが2024年のヒマワリも素晴らしい来てよかった」 このヒマワリ畑はもともと牟佐地区特産の黄ニラなどを栽培する農地でしたが、2018年の西日本豪雨により旭川の水があふれ出し、畑が水没。高さ約4メートルまで浸水し、農作物も全滅しました。 (黄ニラ農家 山本浩貴さん) 「言葉にならなかった」 被害を受けた畑をなんとか再生させようと立ち上がったのが近くに住む黄ニラ農家の山本浩貴さん。地域の人々と協力しながら、栽培する植物を畑にすきこむ肥料「緑肥」としてヒマワリを植え始めました。植え始めて6年。だんだんと土壌が安定し、2024年は一番生育が良い状態になりました。 (黄ニラ農家 山本浩貴さん) 「土壌改良のため、緑肥としてヒマワリを植えたが、観光スポットとして認知してもらえ始めた。小さい地域なので、知ってもらえて、地域活性化につながっていけばいいなと思う。」 見ごろは8月上旬まで。7月27日、28日はキッチンカーの出店やヒマワリの切り売りなどが行われるということです。この週末はぜひ、列車でひまわり畑に出かけてみてはいかが?
岡山放送