<高校野球>創部100周年の大分商野球部 記念式典でOBが激励「粘り強い野球を」
第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する大分商(大分市)の「野球部創部100周年」を祝う式典が22日、大分市のホテルであり、大会に出場する選手を激励する声が相次いだ。1921年創部の大分商野球部の記念式典は、野球部OB会(会員約750人)が主催し、OBら約100人と3年生17人が参加した。 【写真特集】センバツ歴代21世紀枠出場校 多嶋田明会長(68)は「記念の年にセンバツ出場がかない、大変うれしく思う。大分商らしい粘り強い野球を見せてほしい」とあいさつ。校歌を合唱し、選手を全力で応援することを誓った。来賓のあいさつでも、大会での活躍に期待する声が続いた。 昨年主将を務めた3年生の橋本圭晟さん(18)は「後輩たちにぜひ優勝を目指してほしい。スタンドから誰よりも大きな声で応援したい」と話した。グラウンドでは、エースの川瀬堅斗主将(2年)が「先輩たちが築いた歴史を背負い、センバツでは全力投球したい」と誓った。【白川徹】