落合博満さん、大谷翔平のMVP受賞に「大あっぱれ」、来季サイ・ヤング賞受賞も「可能性はある」とキッパリ
元中日監督の落合博満さん(70)が24日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに生出演。大リーグ史上で初めて指名打者でのMVP受賞したドジャース・大谷翔平選手を「これは大あっぱれですね」と称賛した。 ◆大谷翔平&真美子さん、あっ!デコピンにげた【写真複数】 大谷は史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を記録。2年連続3度目のMVP受賞で、DH専任の選手としては史上初めて選ばれた。落合さんは今季の活躍について、「打者に専念したことで盗塁の数が増えたんだろう」と紹介。「来年ピッチャーと併用してやるときにここまで走れるかというと、ここまでは走れることはない」と分析した。 「(手術をした)肘と左肩の脱臼が投球にどれほど影響を与えるのかというのは、経験がないので分からないんですよ」と来季の懸念材料を示した上で、「本人も試行錯誤しながら、来年1年間はやっていくんだろうと思います」と予想。その上で、最も活躍した投手に贈られる「サイ・ヤング賞」の受賞について尋ねられると、「可能性はあると思います」とキッパリ答えた。 ポスティングでメジャーに挑戦するロッテ・佐々木朗希投手については、「これは本人がいくら行きたいといっても球団がNOといったらいけないシステムなんで」と解説。「行くっていうことを球団がOKしたんだからアメリカで頑張ってきてもらいたいなとは思います」と語った。マイナー契約からのスタートになる点は「マイナーだろうがなんだろうが、アメリカで野球をやりたいという大前提のもとなのでそれは一切関係ない」と断言した。
中日スポーツ