大学生の息子が「友達が家賃10万超えのアパートに住んでいた…」と驚いていました。「大学生」の「平均家賃」はどれくらいなのでしょうか?
一部の大学では家賃補助を実施
いくつかの大学では、学生の家賃負担をサポートするための補助制度が設けられているようです。 例えば、東京大学では、教養学部前期課程の女子学生を対象に、家賃の一部が補助されます。浦和大学では遠隔地からの入学者を対象に、在学期間中、月額2万5000円を12ヶ月にわたって最長4年間補助しており、支給は年に2回行われます。 また、2025年度以降、一橋大学では指定された民間物件に住む学生に対して、月額最大3万円(年間最大36万円)、入学から最長2年間で総額最大72万円までの家賃補助を実施します。 各大学の家賃補助を利用するには、基準を満たさなければならない可能性があるため、進学先の大学でこうした制度があるか事前に確認してみるとよいでしょう。
まとめ
1986年度の家賃と比べ2023年度の家賃はほぼ倍になっており、首都圏の私立大学および短期大学に入学した新入生の家計負担において、「毎月の家賃」は増加傾向にあることが分かります。 このことから、首都圏の住宅市場における家賃の上昇が新入生の家計に大きな負担を与えている可能性があることが読み取れるでしょう。 学生生活を送る上で、家賃負担は重要な問題ですが、学校によっては学生の家賃負担をサポートするための補助制度が設けられていることがあるようです。 こうした家賃補助を利用するには、基準を満たさなければならない可能性があるため、進学先の大学でこうした制度があるか事前に確認してみるとよいでしょう。 出典 東京私大教連 私立大学新入生の家計負担調査2023年度 独立行政法人日本学生支援機構 令和4年度学生生活調査結果 株式会社モデル百貨 大学生への仕送り額に関するアンケート調査(PR TIMES) 東京大学 女子学生向けの住まい支援 浦和大学 新しい家賃補助制度ができました! 一橋大学 住まい支援制度 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部