アル・イテハドとの個人合意が報じられたデ・ブライネ…ロマーノ氏は否定「交渉にすら参加していない」
アル・イテハドへの移籍が噂されるベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)だが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は22日、自身のXで同選手にまつわる一部報道を否定した。 現在33歳のデ・ブライネは、母国ベルギーのヘンクでプロデビューを飾り、以降はチェルシー、ブレーメン、ヴォルフスブルクでプレー。2015年には、当時のクラブ最高額となる5500万ポンド(約111億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入した。初年度からスタメンの座を掴むと、その後は世界トップクラスの司令塔に成長。これまで公式戦382試合出場102ゴール170アシストの成績を残しており、今年の5月にはプレミアリーグの歴代アシストランキングで単独2位に浮上した。 マンチェスター・シティとの現行契約が残り1年となったことから今夏の去就に大きな注目が集まるデ・ブライネ。サウジ・プロフェッショナルリーグ(サウジアラビア1部)による関心が伝えられる同選手は、先月にベルギーメディアのインタビューで、「ミシェル(妻)にとって、エキゾチックな冒険は問題ない。これらについて家族としての会話も増えている。この歳になると、すべてに対してオープンでなければならない」とコメントしながら移籍の可能性を示唆していた。 そんななか、21日に複数のイギリスメディアが、デ・ブライネとアル・イテハドが移籍に向けた条件面で個人合意に至ったと報道。しかし、ロマーノ氏は同日にXで「サウジアラビアの情報筋は、ケヴィン・デ・ブライネがアル・イテハドと合意に達したという報道を否定し、それは真実ではないと語った」と主張し、さらに翌日には「現在は交渉にすら参加していない」と話し合いの存在そのものを否定している。
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