1日1回シンクの水気をふき取る。日々の「小掃除」のおかげで暮らしが驚くほどラクに
毎日使うキッチン、掃除は汚れてから時間をかけて行うという人も多いのではないでしょうか。そんなキッチンを常にきれいに、ラクに仕上げるコツについて、整理収納アドバイザーや整理収納コンサルタント、クリンネスト1級などの資格を取得し、家事のプロとして活動しているブログ「まめ's HOME」 の管理者・まめ嫁さんに教えていただきます。まめ嫁さんが、毎日の家事ストレスを軽減するために行っているキッチンの「小掃除」3つとは? 【写真】ピカピカに拭いたキッチン
1:シンクの水気は1日1回ふき取る
小掃除とはいえ、毎日やらなければいけないと言われると、負担に感じる人もいるかもしれませんが、じつは小さく行うことがラクさのポイントだとまめ嫁さんは言います。 「汚れる前に掃除してしまえばそこまで大変ではありません。汚れがひどくなってしまってから掃除するよりも、むしろ簡単に終わらせることができます」 キッチンシンクの水アカは、ためこんでしまうと汚れ落としが大変なもの。そうならないための小掃除です。 「1日1回、乾いた布でシンク全体をふき上げるだけです。これによって、水アカがつきづらくなるんです。汚れを落とすというより、毎日コツコツふく。これをすることで、大がかりなキッチン掃除の手間も省けるようになります」
2:レンジフードはフィルター交換に頼る
レンジフードは、大掃除のタイミングで着手する人も多いかもしれません。 「レンジフードの掃除は私も苦労したことがあります。レンジフードの掃除は月に1回のタイミングで行ったとしても、こびりついた油汚れに苦戦します。そういった家事はなかなか頻繁にできないので、市販で買えるレンジフィルターを活用するようになりました。定期的に交換して、気になった汚れをふくだけなので、掃除の手間や頻度が激減。これによって油汚れもたまりづらくなり、結果的にラク家事になります」
3:床掃除はロボット掃除機におまかせ
キッチンはスペースの割にものが増えやすく、床も汚れやすいエリア。キッチンの床は面積的に大きくないものの、汚れがたまってしまうと掃除にそれなりの時間がかかります。 「床掃除はロボット掃除機におまかせしています。私ができることといえば、掃除のしやすさを考えて、床にものを置かないこと。キッチンマットも置きません。これにより、常にすっきりしたピカピカな床が保たれやすくなります」 また、まめ嫁さんはキッチンにものを増やさないことを意識しています。 「私自身、日本防災共育協会認定講師という防災系の資格を取得してからは、常に2週間分の食料や水をストックするようにしていることに加え、もともとキッチングッズが好きなこともあり、油断するとすぐにものが増えてしまいます。そのためキッチンに置いているものの量は比較的多い方だと思いますが、それでもつり戸棚や引き出しなどキッチン収納に収まる分だけにとどめています」 このようにちょっとしたルールを決めるだけで、小さな労力だけで暮らしをまわすことができます。ぜひ参考にしてみてください。
小林ユリ