やり投げ北口榛花にタニタ健康大賞「笑顔で感動と勇気与えた」…現在は減量中で「和菓子を一つだけ」
陸上女子やり投げのパリ五輪金メダリスト北口榛花(JAL)が11日、タニタ健康大賞を受賞した。受賞理由は「競技中も絶やさない笑顔で感動と勇気を与え、スポーツに取り組む若い世代をはじめ国民の心身両面での健康づくりに取り組む契機となった」という。
都内で贈賞式に参加した北口は、コンディションづくりに関し、今年度から栄養士に(拠点の)チェコに来てもらったと明かし、「食事などの環境をよりよくしようと努力した結果、1シーズン戦えた」と説明。
現在は国内でトレーニングを再開しており、水泳やバドミントン、体操などにも取り組みつつ減量中。栄養士に食事の画像を送って助言をもらいつつ、「毎朝、和菓子を一つだけ食べる」と楽しみも口にした。
「自分はガチガチに健康管理するのは得意ではないが、やれる範囲で続けていければ」と誓った。
賞は、体脂肪計をはじめとする計測機器メーカーのタニタが制定し、日本人の健康づくりに貢献した個人、団体を顕彰。北口には副賞100万円、健康指標などが分かる体組成計の最新モデルなどが贈られた。