三浦知良から花束を贈呈された松井大輔氏

〝カズ〟こと元日本代表FW三浦知良（57＝JFL鈴鹿）が、プロキャリアをスタートさせた時期の元日本代表MF松井大輔氏（43）を懐かしそうに振り返った。 　15日に行われた松井氏の引退試合（三ツ沢）に出場したカズは前半のプレー後、試合を配信したAbemaの放送に登場。プロ1年目の松井氏と京都でチームメートだったことには「ドリブラーで1年目からほかの選手と違いました。3分の2以上リーグ戦に出ていましたし、うまく育っていけば、日本代表で活躍する（と思っていた）」と振り返る。 　続けて「海外志向が強かったので、いつも僕のブラジル時代の話をいつも聞きに来ていました。その頃から海外に出ていくんだろうなと、そのころから思っていました」。さらに「大輔の一番いいところはドリブルで勝負していくところ。それは失わずにずっとやっていくべきと言いました」とも語った。 　また、物おじしない松井氏の一面も明かした。「僕の寮の部屋に土足で入ってきていましたね。1年目から『カズさん、飯行きましょう』ってね。そういうところでも本物でしたね」。同席していた松井氏は「1年目でした。本当に申し訳ないです。カズさんは絶対に怒らないんですよ」と苦笑いを浮かべた。