【24/25シーズン予習スペシャル】「ジュニアも熱い。注目の選手たち」|フィギュアスケーターのオアシス♪KENJIの部屋
無良:いい意味でアメリカらしくないっていう感じはすごいですね。僕はが注目しているのは、アリサ・リュウ選手です。引退と言っていたところからの電撃復活も気になります。スケートがすごく伸びやかな感じやぐいぐいくる感じ。身長は小さいのにスピード感もあって好きなタイプのスケートをしています。その意味で選びました。 岡崎:ジュニアから選びました。ソフィー・ジョリーヌ・フォン・フェルテン。アメリカの選手です。もともとはスイスのチューリッヒ生まれなんですよ。2024年からアメリカ代表として活動していて、ジュニアグランプリも参戦しています。すごいのがそのショートプログラム。ジャンプコンビネーション。トリプルアクセル、トリプルトウ。自信がないとできないですよね。フリーもトリプルアクセル、トリプルトウのコンビネーションと単独のトリプルアクセルを2度決めて。スケートに若さというか青さがあるので、コンポーネンツを頑張ってほしいなというところは否めないんですけれども、技術点は取りに取りまくって、ジュニアのグランプリファイナルも出てくるんじゃないのかなって思います。 中野:それで、5コンポーネンツも備えてきたら強いですね。 岡崎:楽しみにしたいです。アメリカの選手も復調してきましたよね。ブレイディ・テネル選手、アンバー・グレン選手もトリプルアクセルに果敢に挑戦していたり。層が厚くなって人気も戻ってきているのかな。アリサ・リュウ選手のカムバックもあるからアメリカのシニア女子も楽しみかなと。 KENJI:みんなアメリカ勢です。 中野:本当だ。アメリカ勢。
男子の注目はやっぱり……
KENJI:続いては男子に行きたいと思います。まず、今シーズンの日本男子勢を見てどう思いますか。 岡崎:宇野昌磨さんが引退して世界選手権の枠も空くでしょうし。その中で鍵山優真選手は別格に強い。打倒マリニンで頑張ってるところで、佐藤駿選手、三浦佳生選手、山本草太選手もいますし、男子も層が厚いですよね。友野一希選手もプログラムを見たのですが、すごく素敵でいいなと思いました。彼もベテランなので、だんだん復調してくると思います。楽しみですね、男子も。 無良:そうですね。鍵山選手はクワッドフリップの安定感がどれぐらいになってくるのかなと。プログラムは昨シーズンまで引き継ぎで来ていたんですけど、今年から新しいプログラムになるのが楽しみですね。佐藤駿選手はショートで100点超えもあり、フリーとそろえられれば300点という点数もしっかり出せるのかな。上が抜けたからこそ、逆に成長しようという選手がすごく多い印象があるので、全日本に向けても熾烈だなと感じます。 中野:切符足りないですよね。