"山川の日本史"をひたすら要約した…発達障害の息子が麻布中学に合格した「たった2つの試験対策」
■白かった解答用紙が段々と埋まるように ただ、麻布の合格平均得点がほかの“御三家”よりも低く、ボーダーラインは60%程度というデータがありました。記述問題が多いことから、何か書くことさえできるようになれば、満点は取れなくても部分点が取れるはず。100%、90%ではなく、60%、70%を取れば合格水準に達します。 「知識量を増やすより、記述力を上げて部分点狙いがいい」 「残り時間を考えたら、やはりそれしかない」 記述式解答の練習を始めた当初、息子は1文字も書けなかったり、書けても内容が滅茶苦茶だったりという状態でした。 ところが、ひたすら数をこなすうちに、段々と解答用紙のマス目を埋めることができるようになっていったのです。 ---------- 赤平 大(あかひら・まさる) アナウンサー、ナレーター 1978年9月13日、岩手県出身。voice and peace代表取締役。2001年、テレビ東京入社。メインキャスターを務めた報道番組『速ホゥ!』をはじめとするニュース番組、バラエティー番組やスポーツ実況等を担当。2009年、退社しフリーアナウンサーに転身すると、ボクシングやフィギュアスケート、ラグビー等の実況や、番組ナレーション、経済番組キャスター、大学等で就職活動コンサルのほか、2015年から千代田区立麹町中学校の学校改革をサポート。2017年、早稲田大学大学院商学研究科を修了しMBAを取得。2022年から横浜創英中学・高等学校講師、2024年から代々木アニメーション学院で就活講師を務める。発達障害と高IQを持つ息子の子育てをきっかけに、発達障害学習支援シニアサポーターなどの資格を取得し、学校や企業向けの講演活動を開始。発達障害の知識を手軽にたくさん身につけるための動画メディア『インクルボックス』も運営。 note ----------
アナウンサー、ナレーター 赤平 大