SKY-HIが導く、MAZZELネクストレベルへの道【夏合宿レポート#1】
夏を満喫する素のMAZZEL
かくして始まった、MAZZELの夏合宿。昼の12時過ぎに合宿所に到着すると、チームMAZZELは昼食を取っている最中だった。MAZZELといえば普段から裏表のないグループだが、いつも以上に素の8人がそこにいた。 ひと足早くお弁当を食べ終えたメンバーは、各々リラックスタイムを過ごしていた。KAIRYUとSEITOがオセロに興じ、そんなふたりのゲームを見守るNAOYA。少し離れたイスに座っているRANも、その様子を見守っていた。 畳の部屋では、RYUKIとHAYATOがビリヤードをスタート。なかなかの名勝負が繰り広げられていた。しばらくすると、その部屋に8人が集結。ひとりがビリヤードのルールを尋ねると、ルールを知っているメンバーが口々に説明を始める様子はまさに“ワチャワチャ”。 そんなMAZZELを眺めていると、マネージャーが「ホテルの部屋を別々にしても、必ずひとつの部屋に集結しているんです。今回の合宿でも、きっとどこかの部屋に集結すると思います」と教えてくれた。 ビリヤードを終えたEIKIとNAOYAは、近くのソフトクリーム屋まで散歩。美味しいソフトクリームに胸を高鳴らせながら、日光がギラギラと照りつける歩道を歩いていく。お店に着くと、EIKIはコーン、NAOYAはカップでソフトクリームを注文。 先に手にしたNAOYAは、ひと口食べて「うまっ!」と感動している様子だ。スタッフに食レポを促されると「ジャージー牛の濃厚な味がします」と精いっぱいにそのおいしさを伝えてくれたのだが、自分では納得いかないできだったのか「これだと一生、食レポの仕事がこない(笑)」と笑っていた。 一方EIKIは、「クリーミーなコクがすごくあって、食べ応えのあるソフトクリームです」と、食レポし慣れているかのようなコメント。しかし、コーンで頼んでしまったものだから、溶けたアイスが滴り始めるというハプニングが発生。「俺、悪くないですよね? 夏のせいですよね?」と焦るEIKIを横目に、「カップにしないから(笑)」とNAOYAは優雅にアイスを満喫していた。 MAZZELというグループは、とにかく仲がいい。一人ひとりが自然体でありながら、お互いを受け入れているのが見ているだけで伝わってくる。グループが成長していくのには、この“仲のよさ”が必須だとSKY-HIは話した。 「どの仕事でも一緒だと思うんですけど、成長するには圧倒的なアウトプットと良質なインプットが必要になりますよね。ダンス&ボーカルの場合だと、圧倒的なアウトプットは歌とダンスの練習量、良質なインプットは音楽を本質的に好きになってたくさん聴くこと。グループの仲がよくなると、その両方が加速していくんです。グループを向上させたい、貢献したい、引っ張っていきたい。そんな思いで練習するようになっていくんです。それに、どんなキュレーションメディアでオススメされるよりも、音楽好きな仲間に勧められたほうが絶対に聴きますから。仲がよくないと現場へ行くのがめんどくさくなって、事務所に行って練習する回数も必然的に減っていきます。仲がいいと“誰かがいる”という理由だけで、会社のジムにもサウナにもスタジオにも行くようになる。現場が楽しいっていうことは、やっぱり大事なんです」