【びわこボート・GⅡ秩父宮妃記念杯】ベタ水面が片岡雅裕に味方した2日目ドリーム
<16日・びわこボート・2日目> 【記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々】 2日目の12Rドリームのピットアウト前。水面際でレースを観戦しようと、選手たちが続々と控室から出てきた。水面を見るなり、遠藤エミは「わぁ、いい水面」。続けて長田頼宗も「おー、すごくいい水面だなぁ」。本当に鏡のような絶好のベタ水面だった。 そして結果はイン片岡雅裕の逃げ切り勝ち。片岡は前検から機力は芳しくなく、苦戦もあり得たのだが、この水面は味方になったことだろう。というのは、ベタ水面だとボートが水面にへばりつくようになるため、伸びの差が出にくく、インが有利になるのだ。 片岡は当初、ドリーム2号艇の予定だったが、土屋智則の帰郷により、たまたま巡ってきた1号艇。そこに水面状況までプラスに働いた。機力は低調なままだが、この流れの良さを生かして予選後半も活躍を演じたい。 ▼6R 河合佑樹は2日目前半に選手責任の転覆(減点5)。ただ、帰郷者続出で予選は7回走りなのでまだまだ挽回が可能。2=1-35。 ▼8R 6号艇の仲口博崇が前付け。足のない片岡雅裕は抵抗するよりも4カドを選択か。あとはSの思い切りの良さで一発。34-345-345。