笠原友希がRISEトーナメントのセレクションマッチでGUMPからダウンを奪った上で判定勝ち【SB】
シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がDEEP☆KICK-60kg王者のGUMP(TEAM TEPPEN)と対戦し、3Rにダウンを奪い、3-0の判定で勝利を収めた。 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。 2人はRISEルールで対戦。GUMPはRISEのスーパーフェザー級で7位にランクされる選手で、この試合はRISEが来年開催する61.5kgトーナメントのセレクションマッチとして行われた。 笠原は2022年5月にRISEで石月祐作に勝利を収めてから今年8月まで、SB、ONE Friday Fightsで8連勝も、10月にONE Friday Fightsでソンラック・シット・ポー・ジョ・ーウォーに敗れ、今回が再起戦。GUMPは2022年9月から1分けを挟んで9連勝。前戦となった11月のRISE後楽園大会では上位ランカーの岩郷泰成をKOで破り、トーナメント出場をアピールしていた。
1R、サウスポーの笠原とオーソドックスの構えのGUMP。圧をかけるGUMPに笠原は左ミドル、左ハイ。GUMPは前に出てパンチを連打。距離が詰まり笠原が組み止める。笠原の左ミドルにGUMPは右ロー。とにかく前に出るGUMP。笠原が組み止める場面が目立つ。笠原の左ハイ。GUMPはその軸足に右ロー。とにかく前に出るGUMP。笠原は左ストレートからヒザを顔面に突き上げる。それでもすぐに押し返すGUMP。 2R、GUMPは右ハイから前に出る。笠原は下がりながらも左ストレート、左ミドル。距離が詰まり組み止める笠原。GUMPは前に出て右ストレート。GUMPは右ストレート、左フック。笠原も左ストレート、左ミドル。笠原に組み付きでレフェリーから注意が出る。GUMPがロー、パンチでとにかく前に。笠原の組み付きが多いと、レフェリーが警告。笠原の左ハイにGUMPは右ロー。GUMPはヒザ蹴り、右ストレート。笠原が左ストレートもGUMPは前に出る。そして終了間際にガンプがヒザを顔面に。