ビギナーにこそ楽しんでほしい釣り!ビッグファイトをお手軽に楽しむ【ライトイナダ五目】
イナダを中心に大型マアジやイサキ等、多彩なゲストフィッシュも狙える「ライトイナダ五目」をご紹介。気軽に大型魚とのファイトを楽しめるとあって、ビギナーにも人気の釣りとなっているが、果たして今回はどんな魚たちに出会えるのか!?湘南平塚は『庄治郎丸』より出船した! 【画像】めちゃくちゃうまそうなアジ!しかもダブル!
アクセスと釣り開始までの手順を確認
新湘南バイパスを茅ヶ崎海岸ICで降りる。突き当りが国道134号線。右折し相模川を渡ると左手に『庄治郎丸』がある。 船宿に着いて荷物を下ろすとスタッフが駐車場に案内してくれる。受け付けを済ませた後、オキアミエサや仕掛けを購入。時間になるとトラックで荷物を運んでくれ、さらに釣り人も船の前まで送迎してくれる。
ビシは40~50号でアミコマセ用を使うこと
竿に関して、落とし込みサビキを使う場合には、魚に喰わせるための柔らかい部分が必要なので、基本的には「6対4」が良いだろう。長さは操作性が良い2.4~2.7mが最適だ。 エサとなるコマセはアミコマセを使用。ビシは40~50号で必ずアミコマセ用を使うこと。貸し出し用の「テンビン」と「ビシ」があるので、そちらを利用しても良いだろう。 仕掛けは2~3号ハリスの3本ウイリーがマアジ等にマッチするが、今回メインはイナダ。船宿で販売している5~6号の仕掛けが安心だ。仕掛けの長さは2.5~3m。2~3本針でウイリーのほかに、オキアミエサを付けられるカラ針が一本あるタイプ。片テンビンにクッションゴム2mmの30cm。ハリス 6~8号の落とし込みサビキも船宿で購入可能だ。
朝マヅメはクロダイの活性が良好!
5時頃から受け付けが開始されたが、当日は「ライトイナダ五目」のほかに、好調のキハダやアマダイ狙いのお客で賑わっていた。しばらくするとトラックが到着し荷物を載せ、釣り人はこれとは別の車に乗せてもらい、港に向かう。 「ライトイナダ五目」に乗船していた釣り人は13名。メインとなるイナダ以外にも様々な魚が狙えるとあって人気が高いプランだ。長田彩船長と会話をすると、様々なポイントに行く予定とのこと。非常に楽しみだ。 午前6時、この日の予報は途中から雨だが海上はベタ凪。 6時に出船すると、約30分でポイントに到着。まずはテンビンのウイリー仕掛けでスタートする。ここはイナダのほか、カンパチやクロダイ等も可能性が高いエリアだという。 5~6号ハリスのウイリー仕掛けでは、カラ針にオキアミエサやイカを装着している人が多かった。水深は18~20m。底に着いたら3~4m上げて、細かくコマセワークを行い、ウイリーを操作する。ウイリーは動いてこそ誘いになるので、丹念に行うことがカンドコロとなる。 まずはコマセが効くまで、こまめにアミコマセの入れ替えを行っていると、隣の古川さんにクロダイがヒットし、さらに立て続けに数枚のクロダイが上がった!どれも引きが強く、美しい個体だった。きっと、食味も最高だろう。 途中、イナダらしきアタリもあったが針が外れてしまったようだ。コマセにイワシやアジが反応していたらしく、イナダのチャンスタイムだったのだろう。すると、ベテラン古川さんがビッグファイト。時間を掛け上げて来たのはイナダ。「参った。ハリス落としたら掛かっちゃって」と苦笑い。でも結果オーライ。素晴らしい釣果である。この他、アジやイサキ等もこのエリアで顔を出した。