クァンザー、リヴァプールと新たに長期契約を結ぶ「ここでタイトルを獲得したい」
リヴァプールは現地時間10月7日、U-21イングランド代表DFジャレル・クァンザーと新たに長期契約を結ぶことで合意した。 【動画|ショートハイライト】クリスタル・パレス v リヴァプール プレミアリーグ 24/25 第7節 リヴァプールが、現在21歳のクァンザーと新たに長期契約を結んだ。具体的な契約期間は明らかにされていないが、イギリスメディア『スカイスポーツ』は、2029年6月までの5年契約と報じている。 クァンザーは5歳のころからリヴァプールの下部組織で育った。2022-23シーズンにブリストル・ローヴァーズへのローン移籍を経験したあと、2023年7月にリヴァプールのトップチームに昇格した。そして昨シーズン、2023年8月に行われたプレミアリーグ第3節のニューカッスル戦でトップチームデビューを果たし、公式戦33試合で3ゴール3アシストという成績を残した。 今シーズンはオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、フランス代表DFイブラヒマ・コナテの存在もあり、公式戦2試合の出場に留まっている。しかし、クァンザーはこれからもリヴァプールでプレーすることを選んだ。同選手は新たに長期契約を結んだ喜びを語った。 「これ以上ないほど幸せだ。新しい監督(アルネ・スロット)が就任した経緯、そして彼の指導スタイルが大きな理由になったと思う。僕にとってリヴァプールは、成長し、いい選手になれる世界最高のクラブだ。周りにいる選手たちは、切磋琢磨し、参考にしたいと思っている選手たちだ。 これ以上の場所はないだろう」 そしてクァンザーは、チーム内の競争相手であり先輩でもあるファン・ダイクについて話し、リヴァプールで達成したい目標について語った。 「ピッチ上では僕に指示を出して、試合を通して僕を助けてくれた。ピッチの外でも、彼は僕にいつでも指導してくれるし、いろいろな小さなこと、いろいろな見識、ストライカーに関する知識、彼らが対峙したときにどうプレーするか、それにどう対処すればいいか、そんなことを教えてくれる。彼の言うことを聞いていれば、そんなに間違ったことはしないよ! 」 「ここでタイトルを獲りたい。リヴァプールというクラブはそれが求められている。下部組織にいたころから、どうしても勝ちたいという気持ちしかなかった。僕にとって、チャンピオンになることが選手として最大の栄光なんだ。だから、プレミアリーグで優勝した、UEFAチャンピオンズリーグで優勝したと言えるようになりたいんだ。それに、僕たちには優勝するだけのクオリティがあると思う」
SPOTV NEWS