「赤信号を無視していない…」仙台市で信号無視して"交通死亡事故"か…危険運転致死罪に問われる男の初公判 起訴内容”一部否認”(仙台地裁)
ミヤギテレビ
去年、仙台市宮城野区の交差点で赤信号を無視して交通死亡事故を起こしたとして、危険運転致死の罪に問われている男の初公判が仙台地裁で開かれ、男は起訴内容を一部否認した。 起訴状などによると、本宮龍希被告(25)は去年4月 仙台市宮城野区内で赤信号を無視して時速約100キロで普通乗用車を交差点に進入させて軽自動車と衝突。運転していた男性を死亡させた罪に問われている。 28日の初公判で、本宮被告は「事故を起こしたことは間違いないが、赤信号を無視したわけではない」と起訴内容を一部否認した。 一方、検察側は当時 他の交差点でも信号を無視したとして、パトカーから追跡されていたが、その際 被告は車の追い越しなど状況に応じた運転ができていたとして赤信号と分かっていながら交差点に進入したと指摘。 これに対し、弁護側はパトカーから逃げようと冷静でなかったとした上で、赤信号に気がついたのは軽乗用車に衝突する直前で、故意に無視したわけではないなどと主張した。 判決は、12月13日に言い渡される。