1軍に”推薦“も…?広島、ファームで好成績を残す選手(3)新井監督への”猛アピール“は
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している広島東洋カープの選手を紹介したい。(※今季成績は9月22日時点)
持丸泰輝
投打:右投左打 身長/体重:177cm/90kg 生年月日:2001年10月26日 経歴:旭川大高 ドラフト:2019年育成選手ドラフト1位 シーズン終盤になって状態を落としている持丸泰輝。もう1度立て直し、一軍昇格を狙いたい。 持丸は、旭川大高(現:旭川志峯高)で2年夏に甲子園へ出場。4番打者として打線を引っ張る働きを見せた。 ドラフト会議では広島東洋カープから育成1位指名を受け、プロ1年目からファームでアピール。そして、2022年6月に支配下契約を結ぶことになった。 しかし、同年には一軍デビューを飾ったものの、わずか5試合の出場で再び二軍暮らしに。課題の確実性が向上せず、昨季は一軍出場がなかった。 今季はファームで高打率を維持していた一方、8月以降はややバッティングを崩しており、2割6分台まで低下。 一軍で飛躍するためには、年間を通した活躍が求められそうだ。
ベースボールチャンネル編集部