世代NO.1左腕・藤田琉生(東海大相模)の決意「僕は気合いと根性でプロの世界を生き抜く」【ドラフト候補インタビュー】
成長を支えてくれた元巨人ドラ1指揮官
――プロ行くと意識し始めたのはいつぐらいからですか? 藤田 東海大相模に入学した頃から、高卒プロを目指してやろうと思っていました。 ――上のステージに向かうために意気込みや目標はありますか? 藤田 プロの世界はデータ野球でもありますし、実力の世界でもあるので、まずは当然苦しむと思います。苦しみながらもどんどんもがいていかないと、一軍で投げさせてもらえないですし、どう自分が根性出して頑張れるかだと思うので、気合いをもっと入れていきたいですね。 ――精神的には強い方ですか? 藤田 強い方だと思います。高校入学時は弱かったんですけど、この3年間、原先生のおかげでにちょっとずつは強くなってきてるんじゃないかなって思います。 練習中も、私生活でも原先生にいろいろと言われます。そういうところでどんどん強くなっていきました。原先生はプロの世界をわかっている方なので、自分も同じ世界に入るんだったら、原先生の言うことは絶対だと思ってやってきました。大きく成長させてもらったと思っています。 ――行きたい球団はありますか? 藤田 特にないです。まずはどの球団でも自分は選ばれたら、まずそこのチームで活躍するっていうことを自分の中で決めているので。 ――神奈川出身ですが、北海道でも九州、関西でも気持ちは変わらないですか? 藤田 なるべく関東にいたい気持ちはあるんですけど、 選んでもらった以上、やることは変わらないので、そこのチームに行って、全力でやるつもりです。 ――目標の選手はいますか? 藤田 人間性の部分で大谷 翔平選手(花巻東)です。技術もすごいんですけど、やっぱり自分は大谷選手の人間性を模範にして、これからもやっていきたいと思います。 <藤田 琉生(ふじた りゅうせい)プロフィール> 左投げ左打ち 2006年11月17日生まれ 198センチ93キロ 神奈川県藤沢市出身 小学校1年生の時に羽鳥ファイターズで野球を始める、当初は投手も最終学年ではショートも経験 中学時代は湘南ボーイズに所属、東海大相模では1年春に背番号18でベンチ入り、3年時から背番号1を背負う 最終学年でエースとして神奈川大会を制覇、自身初の甲子園でベスト8に導く 高校日本代表に選出、U-18アジア大会で準優勝を経験 好きな言葉:勝った時こそ謙虚に 趣味:体を動かすこと 好きな食べ物:たこ焼き