【ボートレース】上條暢嵩が執念の追撃ターンで優出切符ゲット「純正の星ですね」あるぞ!SG初優勝
◆SG第34回グランドチャンピオン(6月29日、ボートレース尼崎・5日目) 上條暢嵩が粘り強い走りで準優勝戦12Rの2着を奪取し、まくり差し1着の西村拓也との大阪支部ワンツーフィニッシュを決めた。 イン残しで2番手を走る徳増秀樹を、2周2M全速の外旋回で完全に射程圏に入れると、最終1Mで徳増秀樹の懐を差し込んだ。バックの伸び比べも制して最終2M先取りで決着。SG優出は2022年3月の大村で開催されたボートレースクラシック以来自身2度目だ。 今節はセット交換で機力アップする選手が多い中、自身は“純正”エンジンのまま奮闘。「純正の星ですね! それだけエンジンがしっかりしていると言うこと」と笑顔。平本のエンジンも前節(佐々木康幸)でセット交換が施されており、優勝戦のメンバーでは唯一の“純正仕様”となる。 「換えないのは自分の意地。交換した人に勝ってやろうという気持ちが強いんですよね。こう言って、もし換えたらごめんなさい(笑い)」と冗談を交えつつ、意地とプライドを持ってSG初Vを目指す。
報知新聞社