世界11位フリッツがパリ五輪で初戦突破、2回戦は錦織圭の可能性<男子テニス>
パリオリンピック
パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は27日、テニス競技の男子シングルス1回戦が行われ、第7シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク25位のA・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。これにより、今大会にプロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)を使用し出場している世界ランク435位の錦織圭は勝利した場合、2回戦でフリッツと対戦することとなる。 【錦織 圭vsドレイパー 1ポイント速報】 世界ランク11位で26歳のフリッツは今季、2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)と6月のロスシー国際(イギリス/イーストボーン、芝、ATP250)で優勝を飾った。 初のオリンピック出場となったフリッツはこの日の第1セット、第1ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームでは相手に1度もブレークポイントを与えず先行する。 続く第2セットでは第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと直後の第3ゲームでブレークに成功。第7ゲームではブレークチャンスを活かせなかったものの自身はブレークを許さず、1時間で勝利した。 勝利したフリッツは2回戦でプロテクトランキングを使用し出場している世界ランク435位の錦織と同26位のJ・ドレイパー(イギリス)のどちらかと対戦する。 また、競技開始となった27日には男女シングルス1回戦、男女ダブルス1回戦が組まれているが、雨天により外コートの試合が行えず。屋根が付いているセンターコートのフィリップシャトリエ、スザンヌ・ランラン コートのみで試合が行われている。
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