教育保育施設で感染性胃腸炎が集団発生 ノロウイルスを検出 園児と職員の計27人に嘔吐などの症状 重症や入院なし 盛岡市
盛岡市は6日、市内の教育・保育施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表しました。2024年度に市内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は12件となりました。 市によりますと、集団発生が起きたのは園児と職員合わせて150人以上が在籍する教育・保育施設です。11月29日に複数の園児や職員に嘔吐や下痢などの症状が出ていると市保健所に連絡がありました。調査の結果、22日から12月2日までに園児25人と職員2人の計27人に症状が出たことが分かりました。重症者や入院した人はなく、症状の出た人はいずれも回復または回復傾向にあるということです。症状のあった5人を検査したところ、ノロウイルスが検出されました。 2024年度に岩手県内で発生した感染性胃腸炎の集団発生は21件(前年度同期も21件)となっています。
IBC岩手放送