Shuttetstock-GingerKitten ※写真はイメージです

タトゥーがあるからといって、仕事ができないわけじゃないーー 全身にタトゥーが入った女性が、地元の小売店の求人で不採用だった理由は「タトゥーのせいだ」と主張。SNS上で賛否両論が巻き起こっている。 【動画を見る】顔面にもタトゥーがぎっしり！ 採用試験の結果への不満を語ったアッシュさんの投稿。

「タトゥーが嫌いな人が多いから...」顔面タトゥー女性の告白

渦中の人物となっているのは、アメリカ在住のアッシュ・パトナムさん（23歳）。彼女は先日、大手小売店「TJマックス」の求人に応募したが不採用となった。父親や、音楽アーティストに影響されてタトゥーにハマっていったというアッシュさんは、首や顔、腕など、目につくところに多くタトゥーが入っており、顔にはいくつものピアスが空いている。 彼女が不採用になったのは「 タトゥーが嫌いな人が多いのは知っているから...」とSNSで告白。自身の体験を語った。 「数週間前にTJ Maxxの求人に応募したんだけど、不採用だった。しかも、自動化されたメールを送ってきただけだった」 納得できなかった彼女は店舗に電話をかけると、担当者に「経験が足りなかった」と説明され、「タトゥーが理由で不採用なのではない」いわれたという。 「私は担当者の女性に、私のタトゥーが理由かどうか尋ねました。だって、明らかにタトゥーが嫌いな職場が多いことを知っていたから。でも彼女は『それが理由ではない』と言った。 そんなことない気がするけど、まあいいや」 続けてアッシュさんはこう付け加えた。 「タトゥーが仕事を得るかどうかの決定的な要因になるのが嫌なの。タトゥーがあるからといって、仕事ができないわけじゃない。私が今まで会った中で最もスマートで知的な人たちの中には、タトゥーやピアスがある人もいる」

賛否両論の声「仕事につきにくいのはわかっていたはず」

このアッシュさんの動画は、850万回以上再生され、コメント欄では論争が起こった。 「本当に経験不足だったって可能性はないの？」「タトゥーのせいにしてるだけな気がする」という採用には関係ないという意見のほか、「人事担当者です。小売店のようなお客様と話す仕事であれば、これほどタトゥーが入っているあなたをお客さんの前に出すなんてありえない」「これほどタトゥーを入れたら、仕事につきにくくなることは、分かっていたはず。責任が伴うんだよ」など、彼女の主張に呆れる声も集まっていた。 その一方で、タトゥー愛好家たちから「わたしもタトゥーが入ってるから職探しに苦戦している」などといったアッシュさんの意見に賛同するの意見もみられた。