TANGZU、4種類のドライバーを組み合わせた “クアッドブリッド” モニターイヤホン「BA JIE(八戒)」
01Diverseは、同社取り扱いブランドTANGZU(タンズ)から、片耳あたり4種のドライバーユニット計7基を搭載した “クアッドブリッド” イヤホン「BA JIE(八戒)」を、本日9月20日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込109,800円前後での実売が予想される。 【画像】1DD+4BA+1EST+1PZTのクアッドブリッド構成 BA JIEは、ブランド初のクアッドブリッド設計を採用したインイヤーモニター(IEM)タイプのイヤホン。低域を担当するダイナミックドライバー1基、中域ならびに中高域を担当するBAドライバーを4基、超高域を担当する静電ドライバーを1基、骨伝導ドライバー1基、計7つのドライバーを搭載。各ドライバーの強みを最大限に活用することで、明瞭かつ深みのある音を再現し、没入感のあるリスニング体験を実現したとする。 低域担当のダイナミックドライバーは14.2mmと大口径で、振動板素材には「スパンデックス」を投入。高い伸縮性と劣化しにくい性質を持つポリウレタン弾性繊維の一種で、これによって低音に必要な柔軟性と精度を確保した。 BAドライバーはブランド独自のカスタマイズを施し、中域用に2基、中高域用に2基を配置。さらに、正確な音の伝達を実現するため、セラミック圧電技術(PZT)を用いた骨伝導ドライバーを投入。音の明瞭性の向上を図った。 ハウジングは3Dプリンターで作成し、快適なフィット感と優れた遮音性を追求。軽量で耐久性があり、かつ肌への刺激が少ない医療グレードの素材を使用している。 0.78mm 2pinコネクターによるケーブル着脱に対応。付属ケーブルは、中国のケーブルブランドVORTEX CABLEが本モデル専用に制作したもので、導体は銀メッキ5N LC-OFC、プラグは4.4mmバランス端子を採用する。長さは約1.2m。 ほか、イヤーピースとして同ブランドオリジナルの「Sancai」「Sancai Wide Bore」「Sancai Narrow」、およびAZLAブランドの「SednaEarfit ORIGIN」をそれぞれ3サイズ(S/M/L)ずつ同梱する。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは9.8Ω、感度は104dB。
編集部:松原ひな子