【特集】ジュニアからシニアへ「令和のマオちゃん」が目指す未来 フィギュアスケート 島田麻央（読売テレビ「あすリート」）
◆「令和のマオちゃん」快進撃止まらぬ中学3年生 島田麻央選手
木下アカデミーに所属するフィギュアスケートの島田麻央選手。京都府宇治市の中学3年生です。「まお」という名前は、母が好きだった浅田真央さんにちなんでつけられました。去年3月の世界ジュニア選手権に初挑戦し、14歳4か月の最年少記録で優勝。浅田真央さんより記録早い記録となりました。 涙は生まれ変わるためのもの ～久光スプリングス 石井優希～ （島田）「もらったメダル史上、1番嬉しいメダルになりました」 去年11月には、ジュニアグランプリファイナルで日本女子初となる、トリプルアクセルと4回転トーループを成功させ、連覇を達成しました。「令和のマオちゃん」の快進撃は止まりません。
◆6年後のオリンピックへ…冷静に描く設計図
番組が島田選手に初めて取材したのは、彼女が12歳の時でした。当時は2026年のミラノ・コルティナオリンピック出場を目指していましたが、年齢制限が引き上げられために出場が不可能に。最短で出場できるオリンピックは、6年後の2030年です。それでも、島田選手は冷静に競技者としての設計図を描いています。 （島田）「年齢が上がるにつれて表現力が高まることや、年齢が上になってからこそできる感情の出し方などがあると思うので、先延ばしになった分、そういったものを出していけるようにしていきたいです」
◆「ジュニアでもシニアでも」オリンピックを目指し未来へ紡ぐ
ことし1月、初詣に京都・伏見稲荷大社を訪れた島田選手。大好きなフィギュアスケートで結果を残したいと、誓いを新たにしました。 （島田）「やっぱり試合とかジャンプがうまくいったときはすごく嬉しいので、その嬉しさを味わうために毎日頑張っています。ゆくゆくはオリンピックに出たいと思っているので、それまでに世界ジュニア3連覇、そしてシニアに上がったら世界選手権で優勝したいです」 放送後、韓国で開かれたユースオリンピックで金メダルを獲得。とどまること知らない15歳の勢い。その活躍から目が離せません。（読売テレビ「あすリート」1月27日放送、放送後一部追記）
