職場のバレンタイン、チョコは配るべき? リスナーたちが語る「令和のバレンタイン事情」
フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。 1月26日(金)の放送は、「職場でのバレンタインデー」に関する相談を紹介しました。
<リスナーの相談>
毎年のバレンタインについて悩んでいます。派遣社員をしています。派遣先では特にバレンタインのルールはありません。初めの頃は、ほかの派遣社員と話し合って部署の男性社員にチョコを渡していました。しかし、派遣社員は入れ替わりが激しいのでその都度方法が変わり、コロナ禍で在宅勤務が始まってからはバレンタインの話も出なくなりました。 最近は、私ひとりでチョコのお菓子を配るようにしていました。一部の人からお返しをいただきますが、申し訳ない気持ちになるし、お金もかかるしもう何もしないほうがいいのかと思っています。みなさんの会社ではどうしているのか知りたいです。(東京都 40代後半 女性 専門職/クリエイティブ職)
コロナ禍を機に、衛生的な配慮から職場で食べ物を配ること自体が減ってしまった昨今。「バレンタインデーは、女性が男性にチョコレートを渡すもの」といった風潮も薄れ、友人と贈り合う「友チョコ」や、感謝の気持ちを伝える「世話チョコ」、家族と楽しむ「ファミチョコ」といった新しい形が生まれています。 パーソナリティの住吉は「2024年のバレンタインの方法はどうなっているんでしょうか?アンケート的な部分でも聞きたいですね」とコメントし、番組リスナーにアドバイスを呼びかけました。 ――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆お返しする側も大変なイベント
バレンタインの件、会社から廃止の通達がありました。男性目線からも廃止一択です。いりません。なぜなら「お返し」もなかなか大変だからです。 お返しをする際は、まず取りまとめ役の女性にコッソリとかかった金額を聞き出し、それを元に3倍に近い価格のお返しになるよう調整し、かつもらって嬉しいものを当日までに用意するということをしていました。大抵は男性社員のほうが多いので、3倍にしても(1人あたりの)負担額は変わらないです。 もう自分はやりたくないですし、それを若手にやらせるのも嫌です(上長はもちろん、下手したら社長からお返し代を徴収するのも大変です)。 バレンタインを喜んでいる男性はこのお返し地獄を他人任せ(ほかの男性社員や奥様)にしているから楽なのかもしれませんが、その陰で泣いている人がいます。 なお、某有名IT企業ではあまりにもトラブルが多いので、廃止となり、時期になると「バレンタインは禁止。ただ本気はOKです!」というメールが人事から毎年送られてくるそうです。(東京都 40代前半 男性 自営業)