写真：こどもとIT

株式会社COMPASSは、株式会社小学館集英社プロダクションと共同開発した公教育向け探究学習プログラムについて、学校・教員への無償提供を開始した。対象は小中学校の教員で、2024年12月31日（火）まで申し込みを受け付ける。 【画像】日本マクドナルドと連携したプログラムの教材例 COMPASSが開発する学習eポータルとAI型教材「Qubena（キュビナ）」は、個別最適化された学びを提供するプラットフォームとして、多くの教育現場で導入されている。今回提供する探究学習プログラムは、子供たちが自ら考え、解決策を導くプロセスを通じて、思考力や表現力、判断力を育む教材となっている。 同プログラムは、教科学習での学びが実社会でどのように活用されているのかに重点を置き、子供の取り組み意欲を高めるカリキュラムとなっているのが特徴だ。探究学習の授業後も子供が自分自身で探究を続けられるように、探究に必要な思考の深め方や表現力としてのアウトプット方法などを学べる。 また、同プログラムによって実社会とのつながりを学び、世の中への興味関心を高め、自分自身の力で人生や社会をよりよくできるという実感を育めるという。 同プログラムの制作には、複数の企業が参画して実社会と連携した教材開発を進めている。第1弾として、日本マクドナルド社との協力のもと、国語の学習指導要領に基づく探究学習を実施するための教材を提供する。子供たちは、絵本づくりを通じて文章の構成や表現方法を学び、思考・判断・表現力を育むことが可能だ。 同プログラムの概要は、以下の通り。 利用申し込み 申し込み期間：2024年10月10日～2024年12月31日（火） 対象者：全国の学校・教員 対象学年：小学3年生～中学2年生（小学5年生～6年生を推奨） 費用：無償