「特別なボール」大谷翔平 移籍第1号記念ボールはファンと交渉し本人の元へ
◇MLB ドジャース5-4ジャイアンツ(日本時間4日 ドジャー・スタジアム) ドジャースの大谷翔平選手が日本時間4日、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」でフル出場し、今季開幕から9試合目で第1号となる本塁打を放ちました。この日、4打数2安打1打点でチームも接戦を制して4連勝となりました。 【画像】ホームラン後、ベンチに戻るとベンチからは"ひまわりの種"で手荒い祝福 試合後、ホームランボールは戻ってきたのか問われた大谷選手は「戻ってファンの人と話して、いただけるということだった。僕にとっては特別なボールなので、ありがたい」と説明し、ファンには代わりに「ボールとハット2個とバット1本ですね。サインを書きました」とプレゼントを手渡したことを明かしました。 実は、メジャー第1号を放ったのも6年前の2018年4月4日のインディアンス戦。「8番・DH」で先発出場し、第1打席で右中間スタンドへ3ランを放った大谷選手。ちょうど6年という時を経て飛び出した新天地での第1号に「自分の中ではかなり長い間打てないなという感覚だったので、バッティング自体もそこまでよくなかったですし、まず1本出た、安心しているというのが率直なところかなと思います」と安堵(あんど)の表情を見せました。