初投票「開票速報すごい楽しい」 午後8時、大晦日みたいにワクワク 〝喜び〟の投稿に17万「いいね」
「開票速報がすごい楽しい!!!!!!!!」 10月27日に投開票され、与党が過半数割れした衆院選が「初の投票」だった18歳がSNSで率直な思いを投稿しました。投稿には17万以上の「いいね」がつきました。初の投票体験について、詳しく話を聞きました。(withnews編集部・金澤ひかり) 【画像】「いいなこれ!!!!!!!!」 開票速報に大興奮…投稿全文
17万いいね「解像度あがる」「私も初だった」
《なにこれ!!!!!!! 18歳になって、初めて投票行ったから、開票速報がすごい楽しい!!!!!!!! 投票した人がどうなるのかなとか他の地域はどうなんだろうとか。 いいなこれ!!!!!!!!》 投稿したのは、岡山県の高校3年生、Haraさんです。Haraさんのこのつぶやきには17万以上の「いいね」がついただけでなく、同世代から「私も初めての投票だった」という声が集まった他、「参加して、その結果を見守るのは大切」、「わかる、選挙の解像度がグンとあがる」「両親がなぜあんなに必死にテレビをみていたのかわかってたのしいですよね」など、Haraさんの新鮮な感情に共感したり自身の初投票を振り返ったりする多くの声が集まりました。
「お腹痛くなったらどうしよう」
Haraさんが投票をしたのは10月20日、家族とともに自転車で期日前投票の会場に行きました。 緊張すると、お腹が痛くなるというHaraさん。「『投票するときにお腹が痛くなったらどうしよう』と思っていましたが、係の人たちがとても温かく迎えてくださり、初めての投票でも安心できました」 不安材料だった、「投票箱への道順を間違えたらどうしよう」ということについても、動線がわかりやすくなっていたため、投票中に順番を間違えることはなかったといいます。 全体を通して5分ほどで投票が終わったときには、「思ったよりすんなり終わった」と感じたそう。「忙しい人でもフラッと立ち寄るだけで投票ができる雰囲気でした」
「大晦日みたいにワクワクした」
そして迎えた投開票日の27日。 多くの投票所で投票が締め切られる午後8時。「午後8時から開票速報があるのを知っていたので、テレビの前で待っていた」というHaraさん。 「いつもは 何も感じない開票速報のカウントダウンも、今回は大晦日みたいにわくわくしていました」 刻々と各党の情勢が判明していく中、Haraさんが興味を持ったのは、他の地域の投票結果だったといいます。「どのくらいの得票差で当落が決まったのか」「当選した人はどんな政策を実現しようとしているのか」――。 その際、開票速報のテレビ番組で紹介される、候補者のプロフィールが参考になり「とてもおもしろかった」といいます。