初投票「開票速報すごい楽しい」 午後8時、大晦日みたいにワクワク 〝喜び〟の投稿に17万「いいね」
迷った時に選挙公報
Haraさんは、投票先を「とても迷っていた」といいます。 そんなときに指針にしたのは、自宅に投函される選挙公報でした。 「テレビでは表面的なことしか話さないし、ネットでは割と書き手の思想に偏った記事も多い」と感じていたそう。 「頼りになるのは、その人が過去にどんなことをしていたか、どんな実績があるのか、ひたすら調べることだけでした」 Haraさんが住む岡山県では今回、知事選挙も同日に行われたため、「空き時間に調べるのにはとても苦労した」と振り返ります。 そんな中でも幅広く客観的に情報を集めるようにし、「地域を自ら明るく活性化してくれる人」を判断の軸に投票先を決めたそう。
「間違いだったかな…」不安感じなくていい
今回、初投票の時の感情をXに投稿し、多くの反響があったことには「驚きを隠せません」。 「単純に、18歳になって初めての選挙速報が楽しすぎたから思わず投稿した」というHaraさん。「もっと、選挙が『たのしい!』と気づいた方がいい」と周囲にも訴えます。 選挙後、人の投票先について批判する雰囲気も感じるそうですが、「周りの批評を見て、自分が入れたところは間違いだったのかな...…と不安になる人もいるかもしれませんが、そんなことはない。自分で考え、いいと思った人に入れたのなら、他人にそれを責める権利はありません」ときっぱり。 「しっかり自分の地域や日本のこれからについて考えれば考えるほど、選挙は楽しくなります。そのことを、投票権を得て、選挙速報を見てやっと感じることができて嬉しいです」 「投稿に反響をくださった皆さんも、選挙速報を楽しみにされている方が多くいらっしゃっいました。中には『楽しむことから選挙に興味を持つことって大切だよね』という意見もあり、『楽しむ』って、人を動かす大きなパワーを秘めているのだなと感じました」