普段は見られない「夜の松本城天守」が楽しめる（写真提供＝松本城管理課）

　松本市は、夜間の松本城天守に入場できる「国宝松本城天守ナイトツアー」の参加者を現在、募集している。（松本経済新聞） 　普段、夜間には入場できない天守をガイドが案内。夜景や、2月16日まで開催している「国宝松本城プロジェクションマッピング」も眺めることができる。4階の御座所や6階の二十六夜神では、ちょっとした仕掛けも用意するという。希望者にはナイトツアー限定の特別御城印の販売も行う（1枚500円）。 　松本市民向けは2月の毎週金曜に開催。各日18時～19時30分で、参加費（特別御城印付き）は高校生以上＝1,200円、小中学生＝800円。定員は各日20人で申し込み先着順。ウェブで受け付ける。 　宿泊付きプランは2月の金曜・土曜に実施。外国人対象のツアーも1月24日、31日に行う。案内人は元松本市公民館長会会長の柏澤由紀一さんが務める。定員はいずれも各日20人で申し込み先着順。申し込みは市内の宿泊施設で受け付ける。 　ツアーは2022年に始め、今年で4回目。文化財の利活用と冬の閑散期の誘客に向けて企画した。市文化観光部松本城管理課の小林みかさんは「特に市民向けのツアーはすぐに定員に達するほど人気がある。イルミネーションと合わせて楽しんでもらえれば」と話す。