小学生の息子が「朝学習」を取り入れたら激変! 習慣化できるようになった7つのコツ
(5)身支度を終わらせてから5分前まで
朝学習と一言で言っても、いろんなタイミングはありますが、「朝早く起きて時間まで」という方法もあるけれど、我が家の場合は、あとはランドセルを背負って出発できる、という身支度を完璧に玄関にそろえてから出発の5分前までの残り時間が学習タイム。出発5分前にタイマーがなるように設定してあるので、タイマーがなったら、どんなに中途半端でもそこで終了と決めたことで、さっと切り上げて、時間に遅れることなく小学校に出発していきます。これを決めるまでは朝学習もなんだかバタバタしてしまいましたが、ルールを決めたことで、切り替えの練習にもなっているように思います。
(6)子ども自身が夜がラク、を実感したら勝ち
何より大事だと感じたこと。それは、夜に余裕ができたことを、子どもが実感すること。 結局、子どもが実感することで、時間の使い方を学び、朝終わらせておくと、こんなにメリットがあるんだと感じ、自分で実感することが一番大切だと思います。 それを理解できるように、親がかわりに言語化することを心がけました。 朝頑張ったから、夜はゆっくり出来るねとか、やっぱり朝やっておくとラクだよねなど……。 子ども自身も感じているであろうことを、あえて言葉に出して子ども自身が実感できるようにすることを意識しました。 そして、親も一緒にゆっくりする時間をつくったことも、お互いの癒し時間になりました。 今まで忙しかった時間に余裕がうまれる理解することで、こんなにラクになるんだと、親子で実感できたら、朝学習は継続していけると思います。
(7)何でも、子どもと相談しよう
朝学習をするのは親ではなく、あくまでも子ども。選ぶのも子ども自身です。 それを、忘れないこと。強制しても、上手くはいきません。 親が決めたことよりも、自分でこうすると納得して決めたことのほうが、絶対に頑張れるんですよね。 勉強をする時間も、量も。親だけが決めてしまっては、継続するのは難しいことも多いですし、「やらされている」「ママがやれっていうからやっている」そうなってしまうと、子どもも不満な気持ちが溜まってしまうかもしれません。 とはいえ、子どもが全部決めるのも難しいので、プリントが良い?それとも問題集が良い?とか、これとこれなら、どっちを長くする?などと、親がある程度選んだ上で、子どもの選択制にすることでも、自分が選択し、決めたことだから頑張ろうという、主体的なやる気につながります。 夜に学習すると、お互い疲れてイライラしてしまう。 寝るのが遅くなってしまう。 本当は、子どもと穏やかに過ごしたい。 そんな改善したいことがある時には、それを改善できる一つの選択肢として、朝学習を取り入れてみるのもよいかもしれません。 朝学習のおかげでうまれた時間で、子どもが楽しそうに好きなことをしている姿を見ることが出来るのは、親としても嬉しいですし、時間がなければどうやって捻出しようと考え、時間の使い方を計画的に考えていけることにもつながっていくのかなと思います。 子どもと相談し、一緒に決めていくことで、学習時間も方法も、その都度柔軟に、方法をアップデートしていけたら良いですよね。
【Profile】にこはな(@nicohana.ouchi)
にこはな 2歳、6歳、7歳、9歳の4児の母。産婦人科/NICU/小児科で看護師として勤務。ダウン症のある次男を出産後に退職。現在は保育園や障がい者福祉施設、放課後デイなどをまわり支援する看護師として勤務する傍ら、モンテッソーリ教師資格取得に向け勉強中。ベビーマッサージ/ヨガレッチ教室講師。小児専門理学療法士の夫と共に、運動×モンテッソーリを取り入れた療育×健常児も交われるような施設を開く夢の実現のために活動中。 Instagram:@nicohana.ouchi ブログ:https://nicohana.com/
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