【球団担当が注目】2024年ロッテ 吉井監督が信頼する“先発3本柱” 昨季HR王&2度のHR王のW大砲で50年ぶりの勝率1位で頂点へ
■昨季HR王のポランコ&2度のHR王 新加入ソトのW大砲で得点力アップへ
野手陣では、今季、内・外野でし烈なスタメン争いが想定されるロッテ。 長らくチームのセカンドを守り続け、3度ゴールデングラブ賞を受賞した中村奨吾選手が今季からサードになり、同じくサードを守る安田尚憲選手、ドラフト1位で入団した上田希由翔選手とポジション争いが必至な状態です。 また、昨季、主にファーストを守っていた山口航輝選手が外野へ。現役ドラフトでも西武から愛斗選手が加入するなど、外野のレギュラー争いも白熱の展開が予想されています。 その中で、注目はポランコ選手と新加入のネフタリ・ソト選手のW大砲です。
ポランコ選手は、昨季、ロッテに加入すると、持ち前のパワーが炸裂。1試合3本塁打を2回記録するなど26本塁打を放ち、自身初の打撃タイトルとなる本塁打王を獲得。チームとしては、1986年の落合博満氏以来37年ぶりの快挙を成し遂げました。 オープン戦こそ一発は出ませんでしたが、吉井監督も「暖かくなれば(ホームランも)出てくるはず」と信頼。2年連続のタイトル獲得へ“パワー”炸裂なるか注目です。
そして、もう1人の大砲として期待がかかるのは、DeNAから新加入したネフタリ・ソト選手。DeNA時代に2年連続の本塁打王(18,19年)と1度の打点王(19年)を獲得するなど長打力が魅力。 ソト選手も自身のアピールポイントとして「長打力だと思っている。ホームランを打つことが自分の仕事」と語るように、加入後初の1軍戦となった3月15日のオリックス戦では、右方向へ移籍後第1号ホームラン。いきなりその長打力を見せつけました。 吉井監督も「マリーンズは長打が少ないのが課題」と話す中、助っ人2人のパワーでチームの得点力の向上へ期待がかかります。