【ボートレース 女神にキュン】平川香織心も体も整えて初V&初A1へ
平川香織(24=埼玉)はフィギュアスケート出身の選手として注目されてきた。デビュー後の6年半は「あっという間」と振り返る。「良くない時もあったけど、それは自分だけじゃない。みんないい時も悪い時もある。1人で抱え込むのではなく、師匠の桐生(順平)さんとか、自分より経験値のある先輩たちと会話して、いろんなことを吸収させてもらっています」と濃密な時間を過ごしてきた。 今年は5月7~12日の宮島G2レディースオールスターに、G1デビューだった8月7~12日の福岡レディースチャンピオンと大舞台も経験。「少しは成長できたかな。ただ、最近はちょっとした失敗が大きく出てしまっている。そういうミスを減らして行ければ、もっと勝率も取れると思います」。成長とともに課題も挙げた。そこを乗り越えれば目標の「初優勝。A1級に上がりたい」もグッと近づく。 また、かつては「レースのことしか考えていない」と話していたが、最近は「リラックスする時間を大切にしています。岩盤浴に行くのが好き」とにっこり。うまくオンオフの切り替えもできている。今後も心身をしっかり整えて、2025年は大きく飛躍してほしい。 ◇平川 香織(ひらかわ・かおり)2000年(平12)7月29日生まれ、東京都出身の24歳。埼玉支部の122期生として18年5月18日、戸田でデビュー。通算9優出。同期に安河内健、原田才一郎、若林義人、畑田汰一、中村日向ら。1メートル51、血液型B。「最近はよく温活しています」。