G1初出場の28歳がドキドキで競輪場入り「レベルの違い肌で感じたい」/寛仁親王牌
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)」は17日に開幕。1Rの一次予選に出場する原井博斗(28歳・福岡=115期)に話を聞いた。 寛仁親王牌は、全プロ競技大会で好成績を収めた選手にも出場権が与えられるため、ここでG1初出場となる選手が毎年多く出てくる。原井博斗もその1人で、4000メートルチームパシュートで優勝し、出場権をつかんだ。 「出られると決まってからは、まず無事に前検日に競輪場にたどり着けるように、と思っていました。(ケガをして出られなくなるという)アクシデントが怖かったので。まずは弥彦に来られたのでホッとしています(笑)」と笑顔を見せつつも、グッと表情を引き締めて「G1になるととにかくレベルが全然違うはずなので。でも走ることで得られることがたくさんあるだろうし、しっかり肌で感じられればと思います」。 初日はオープニングレースに登場し伊藤颯馬ー井上昌己の後ろを固める。 「同期の颯馬が1Rの1番車ですか。すごいですよね。自分はとにかくしっかり付いていくことを考えて」 九州ラインが人気の一角を担いそうなだけに、原井にも勝ち上がるチャンスは十分にあるはずだ。(netkeirin特派員)