大坂なおみ 原動力はテニスへの「深い愛」
【AFP=時事】女子テニス、四大大会(グランドスラム)通算4勝を誇る大坂なおみは29日、まだ「テニスへの深い愛」があり、新シーズンに向けて気持ちが高ぶっているいると述べ、これまでの栄光を取り戻せると信じていると語った。 【写真特集】全豪オープンテニス、女子シングルス歴代優勝選手 2000年以降 2023年7月の娘シャイちゃんの出産後、今年1月にコートに復帰した大坂だが、安定感の無さに苦しんでいる。 復帰後の最高成績は2度の準々決勝進出にとどまっている大坂は「2024年は私を謙虚にさせたとともに、たくさん成長させてくれた」と振り返った。 2019年と21年に優勝した全豪オープンテニス開幕を前に、ニュージーランドで行われるASBクラシックに出場する大坂は、「これまで以上に一生懸命トレーニングしたけど、望んだ結果が得られなかったのはとても痛かった。でも、成長して学んでいると感じている。そして新年が本当に楽しみ」と述べた。 現在世界ランク58位の大坂は、楽しみにしてくことはたくさんあり、成功への情熱はまだ燃えていると話した。 「テニスを続ける理由は、毎日コートに立って新しいことを学ぶことだと思う」「そして、私は本当に競争心が強く、トーナメントで勝つこと、試合で勝つこと、世界最高の選手と対戦して自分が何を達成できるかを見ることが大好き」 トップに戻る意欲がまだあるかと尋ねられると「もちろん」と応じた。 「1、2年前は、もう一度プレーしたいかどうかわからなかった」「家族と過ごす時間や娘と過ごす時間が、テニスに対する深い愛情を理解するための空間を与えてくれたし、それでどこまでいけるか見てみたいと思った」【翻訳編集】 AFPBB News