【RISE】世界王者・志朗4年ぶり後楽園でチケット全席完売!「ラスト後楽園の気持ちで」
立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は29日、「RISE179」(30日、後楽園ホール)に向けた前日計量&記者会見を都内で行った。 今大会のメインイベントでは、RISE世界バンタム級(-55キロ)王者・志朗(31=BeWELLキックボクシングジム)が4年ぶりに後楽園ホールのリングに立って、“The Jewel”クリスティアン・マンゾ(アルゼンチン)と戦う。 久しぶりの聖地帰還ということで、すでに大会チケットは全席完売。これは昨年10月にフェザー級王者・門口佳佑が魁斗を相手に防衛を達成した「RISE172」以来だという。 計量をクリアし、「自分が後楽園に出るからにはチケット完売じゃなければ意味がないと思ったので。1つ目の目標は達成できたのでいいと思いますけど、あとは現役中の“ラスト後楽園”でもいいくらいの気持ちで明日は試合をしますので。内容もしっかりメインらしい試合でいきたいと思いますので、期待してください」と話した。 志朗は計量後のフェイスオフ時にマンゾから「リスペクトのしるし」としてアルゼンチンの甘い伝統菓子を手渡された。会見では「外国人選手は試合自体、独特のリズムでくるんですけど、計量の時もお土産を渡してきてリズムを狂わせてきているので、そこは乗らないように」と警戒した。 その上で「自分自身の強さを出していけば普通に倒せる相手。“自分がなめられる”イコール“RISEがなめられる”なので、明日はしっかりRISE世界チャンピオンの強さを見せつけないといけないと思います」と意気込んだ。 マンゾからは「お土産を渡したので“お返し”もお待ちしてます」と日本みやげを要求されたが「試合後で。試合前はあまり対戦相手と関わりたくないので」と苦笑いで答えていた。