学校の校外学習「砂の造形」って何…?→実は“海の近く”の学校では当たり前だった!? SNSで体験談続々
登山や田植え、芋掘りなど、地域によってさまざまな特色がある校外活動。子どもの頃を思い出して懐かしく感じる人も多いのではないでしょうか。海の近くにある小学校や中学校にも地域特有の活動があります。それが「砂の造形」という活動。一体どのようなものなのでしょうか。 【画像】「えっ…? 愛知県の方言『オクウン』って何…?」→これが“誰もがお世話になった”「オクウン」の正体です!
「カメを作った記憶がある」「縦割り班でやった!」
「砂の造形」とは、校外学習として海岸へ行き、砂浜の砂を使っていろいろな作品を作るというもの。水で砂を固めながら土台を作り、そこから削りだしていくことでさまざまな形を作っていきます。大きな作品になると、複数人で協力して制作することも多いようです。 SNSでも「小学生の頃、学校行事で砂の造形やったな~。カメを作った記憶がある」「縦割り班で共同作業で砂の造形やった! 低学年は水くみ、中学年が穴掘り、高学年が形を作るみたいに分担した記憶がある」などの声が上がっていました。 静岡県沼津市では、子ども会の行事として「砂の造形大会」を開催。各地域の子ども会がチームをつくり、縦6メートル、横3メートルの大きさのサンドアートで競います。砂の造形の催しは他にも、神奈川や伊豆、茨城などの学校や子ども会でも広く行われており、子どもたちと地域住民との貴重な交流の場となっています。 ちなみに、地域環境によって独特の校外学習が行われる地域は他にもあるようです。北海道を中心として、東北・北関東の一部など雪の積もる地域では、冬の体育授業や校外学習でスキーをするそう。スキー授業がない地域の人からは「授業でスキーするなんてめちゃめちゃうらやましい!」という声が多数上がっていました。 全国各地でいろいろな活動があるなんて、とても面白いですね。自分が当たり前だと思っていたものも「実は地域特有のものだった」ということもあるかもしれません。同僚や友人との会話のネタとして、「砂の造形」や校外学習について話してみてはいかがでしょうか。
オトナンサー編集部