中国で新型コロナ“感染再拡大”の可能性…新変異株「JN.1」が主流に
中国の衛生当局は、新型コロナウイルスの感染が中国で今月、再拡大する可能性があるとの予想を示しました。世界で感染が広がる新変異株「JN.1」が主流になるとみられています。 中国疾病予防管理センターは14日の会見で、世界で感染が広がっている新変異株「JN.1」が増加傾向にあると指摘したうえで、「JN.1」が断続的に国内に流入するとの分析を示しました。 担当者は、免疫力の低下など複数の要因で「新型コロナウイルスの感染が今月中に再び拡大する可能性があり、JN.1が主流になる」と強調しています。 中国は、来月10日から春節の大型連休が始まるため、担当者は「大規模な人の移動や集まりが呼吸器疾患のまん延を加速させる 可能性がある」と注意を呼びかけています。