センバツ18日開幕、大会創設100年 能登復興支援で募金実施
大会創設100年を迎える第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。午前9時から開会式があり、青森山田の橋場公祐主将が選手宣誓する。1回戦3試合があり、午前10時半から八戸学院光星(青森)―関東一(東京)、午後1時から田辺(和歌山)―星稜(石川)、午後3時半から近江(滋賀)―熊本国府が予定されている。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 大会は13日間(準々決勝と準決勝翌日の休養日を含む)。17日は甲子園球場で開会式のリハーサルがある。 大会本部は16日、能登半島地震の被災地の復興を支援するため、大会期間中の試合開催日に阪神甲子園駅の駅前広場で街頭募金を実施すると発表した。各日、第1試合(第1日は開会式)の開始1時間前から最終試合の五回終了まで。募金は全額、被災地支援に充てる。開会式では入場行進後に黙とうし、犠牲者の冥福を祈る。 開会式直前には選抜高校野球大会の大会歌「今ありて」の作曲者で、2023年10月に亡くなった谷村新司さんの功績へ感謝を込め、追悼動画を甲子園球場の大型ビジョンで上映する。 また、大会本部は選手登録について、大会中に新型コロナウイルスなど感染症の疑いがある選手が発生した場合は、試合開始2時間前まで登録選手の変更を認めると発表した。再登録は感染が確認されなければ次の試合から可能とし、感染が確認されれば、原則として学校保健安全法に基づく出席停止期間を経過すれば認める。【長宗拓弥】