『バイクに乗る』ということ【二普協 小椋氏に聞くJAPAN RIDERSのすべて vol.1】
日本二輪車普及安全協会は、1967年にバイクの事故を抑止する組織として発足。これとバイクの環境整備、普及促進を目的に1997年に設立されたNMCA日本二輪車協会が2013年に統合し、現在は、「安全」と「二輪車の普及」が大きな役割となっている。 事業領域は幅広く、「JAPAN RIDERS」をスローガンにバイクライフのあらゆる場面に関わる活動を実施する。その全容を専務理事の小椋道生氏に語ってもらった。 文/Webikeプラス 編集部
「JAPAN RIDERS」が発信する「安全・安心・快適・楽しさ」
こんにちは。一般社団法人 日本二輪車普及安全協会の専務理事を務めます小椋と申します。 我々は、ライダーの皆さんが、より安全で快適なバイクライフを過ごせる社会を目指し、「安全・安心・快適・楽しさ」の4つの観点で様々な活動をしています。 これらの活動は、当協会のホームページやSNS、イベント等にて、「JAPAN RIDERS」をアイコンとして発信しておりますので、是非ご覧いただき、皆様のバイクライフにご活用頂ければ幸いです。 ここ数年、二輪車の交通事故死者数は年々減少傾向にありましたが、2023年は残念ながら増加に転じ、全国で508名もの方々の尊い命が失われました。 年代別では20-24歳が最多で、事故の形態では、右折対直進事故(いわゆる右直事故、主に対4輪車)、次に単独事故が多く発生しています。 これらの状況を踏まえ、我々協会の安全の主な活動である安全運転講習を、従来の「グッドライダーミーティング」から2024年から『BASIC RIDING LESSON』に名称変更し、初心者向けに特化したカリキュラムに変更いたしました。 混合交通での公道走行に不安を持たれている方々は、是非受講頂き、公道走行する上でのポイントのご理解、基本的な技能向上を図って頂ければ幸いです。 他にも、大切なバイクを守る防犯登録制度などや、バイクに乗る上での様々なサービスをご提供しております。必ずや皆様のバイクライフにお役に立てると確信しておりますので、是非ご利用ください。