800M銅メダルの落合晃が帰国「世界と勝負するにはまだまだ足りない」 U20世界選手権
陸上のU20(20歳未満)世界選手権(リマ)の日本代表が3日、成田空港に帰国した。男子800メートルで銅メダルを獲得した高校3年の落合晃(18)=滋賀学園高=は「すごく良い経験になりました。優勝を目標にしていた分悔しい部分はあるけど、まずメダルを獲得したことは素直にうれしい」とうなずいた。 世界の次世代トップ選手と戦った大会。「位置取りがすごく難しかった。ラスト400から300にかけてスピードアップする展開がすごく難しいというか、世界はこうやって戦うとすごく身に染みて感じた」とライバルたちの速さを体感する場となった。 6月の日本選手権を制し、7月に1分44秒80の日本記録を出すなど活躍。スーパー高校生”として注目を浴びる。この日は子供の写真撮影に応じるなど人気ぶりも伺わせた。 来年には日本開催の世界選手権が控える。「世界と勝負するにはまだまだ足りない」としつつも、「もちろん出場したいですし、そこで結果を出すことが目標。出場だけでなく入賞とかメダルとか獲得できるような選手になりたい」と意気込んだ。