写真はイメージ（以下同じ）

海外旅行が遠ざかっていたコロナ禍から一転。最近ではたくさんの海外からの旅行者を日本でも見かけます。 数年前まで、ニューヨークやドイツなどに12年ほど住んでいた筆者。昨年くらいから円安の影響か、海外の友達がパラパラと日本に遊びに来てくれます。 彼らと話すと、日本人には当たり前すぎて見落としがちな、意外なところに日本の良さを発見してくれているのがわかります。 そんな彼らの発見から、「あっ、そこに驚いてくれるのね！」と、意外で面白かったものを3つご紹介します。

①朝食でお馴染みのアレが美味すぎる！

まず最初にご紹介するのは、アメリカ人の友人たちからの意見です。「日本の食べ物で何が美味しかった？」と尋ねたところ、「Sushi（寿司）」や「Yakitori（焼き鳥）」は「やっぱり美味しいよね」と思うのですが、とある意外な食材に感動したとのこと…。 それは、「卵」！ アメリカ人の友人たち数人から「日本の卵が美味しい」との反応が。どう美味しいのか聞くと「黄身がオレンジ色で濃厚だし、白身もプリっとしてる」とのこと。「どこのレストランで出てくる卵も全部美味しい」と絶賛でした。 実は、これは私も気がついていたのです。アメリカに住んでいた頃食べていた、スーパーなどで手に入る卵は、残念ながら黄身も薄黄色で、なんだから白身もあまりプリっとしていなくて、「日本の卵食べたい～」と思ったものです…。 良い卵を求めて、ファーマーズマーケット（農家からの直接販売所のこと）で少しお高い1000円くらいの卵（10年ほど前の当時の値段）に手を出したりもしましたが、それでも日本の10個で200円～300円の卵ほどの卵には敵いません。 最近は卵が高くなったとは言っても、生卵でも食べられるクオリティ。こんなに美味しいのだから少し高くなっても仕方ないと思うのです。

②地下鉄や道路が…すごい

続いてはニューヨークから来たアメリカ人の友人が言っていたことなのですが、「東京は人口が多いのに、地下鉄も道路もすごい清潔！それに、なんだかいい匂いよね」と。 「いい匂い」には気が付かなかったのですが、日本の公共交通機関や道路で「臭い」と思うことはあまりないですよね。 確かに、ニューヨークの地下鉄はゴミ箱からゴミが溢れかえっていたり、ネズミが走っていたり、清潔とは言い難い印象…。街中でも結構、道路の脇にあるゴミの山が目立っていることも。 ポイ捨てをしない、決まった日時にゴミを出すなど、ひとりひとりが気をつけているから清潔な日本を保てているのですよね。これからも更に気を引き締めたいところです。