【さきたま杯】連覇狙う兵庫イグナイターが最終追い切り 新子師「昨年よりいいように感じる」
<さきたま杯:追い切り> 今年からJpn1に格上げされた19日浦和のさきたま杯(ダート1400メートル)に出走を予定する兵庫のイグナイター(牡6、新子)が14日、園田競馬場で最終追い切りを行った。 Jpn2だった昨年の覇者でもあり、今年は連覇を狙う一戦。前走ドバイゴールデンシャヒーン5着以来の実戦になるが、単走で迫力のある動きを披露し、万全の仕上がりをアピールした。 追い切りに騎乗した新子雅司調教師(46)は「今回はJRAの馬など相手を考えて、テンから出していく追い切りをした。入りはかなり速いけど、最後まで踏ん張っていたし、手応えは良かった。昨年よりも今年の方がいいように感じるし、成長がうかがえる」と好感触を伝えた。 海外初遠征後の帰国初戦となるが、師は「帰厩日も予定通りだし、ここまで順調にきている。枠順次第では逃げてもいいかもしれない」と連覇、そして昨秋のJBCスプリントに続くJpn1・2勝目へ、青写真を描いていた。