ブロッサムカップを制したゼロアワー（撮影・奥村晶治）

＜ブロッサムC＞◇24日＝門別◇H2◇ダート1700メートル◇2歳牝◇出走10頭◇JBC協会協賛ニューイヤーズデイ賞◇1着賞金500万円 　ゼロアワー（牝2、佐々木）が単勝1・2倍の断トツ人気に応えて制し、重賞3連勝を果たした。勝ちタイムは1分50秒0。佐々木厩舎は今レース初勝利で、これが通算200勝のメモリアルV。エキストラ騎乗の吉原騎手は14年ユヅルノオンガエシ以来、2勝目となった。好位の外を楽な手応えで追走。直線半ばで先頭に立ち、2着コパノエミリアに4馬身差をつける完勝だった。フルールC以来、2戦ぶりのタッグとなった吉原騎手は「落ち着きがあり、成長が感じられるいいレースでした。課題のゲートもおとなしく、最後まで集中して走ってくれた」と振り返っていた。 　父ステッペンウルフはサウスヴィグラスの後継種牡馬。現役時代は門別でデビューし、南関東に移籍後、19年京浜盃を制している。ゼロアワーは父の初年度産駒であり、世代1頭のステッペンウルフ産駒になる。 　◆ゼロアワー　▽父　ステッペンウルフ▽母　ステップフォード（フリオーソ）▽牝2▽馬主　（有）新生ファーム▽調教師　佐々木国明▽生産者　新生ファーム（北海道日高町）▽戦績　6戦4勝▽総収得賞金　1733万円▽主な勝ち鞍　24年フルールカップ、フローラルカップ